プロ野球歴代選手名鑑

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岡本洋介(西武/阪神)

岡本 洋介

おかもと・ようすけ
生年月日:1985年9月27日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:177cm/80kg
ポジション:投手
出身  :和歌山県
ドラフト:2009年6位
経歴  :南部高校-国士館大学-ヤマハ-埼玉西武ライオンズ(2010~2018)-阪神タイガース(2018~2019)
球種  :ストレート、シュート、スライダー、フォーク、シュート、若手時代はチェンジアップも。

選手概要

高校、大学時代はエースとして活躍。都市対抗でも完投勝利を挙げる働きを見せた。

2009年のドラフトで西武から6位指名を受けて入団。順位は低かったが、完成された投手として期待された。

西武時代

しかし、1年目の2010年は一軍で10試合にリリーフ登板し、防御率8.38とさっぱり。二軍でも17試合で防御率5.49と打ち込まれた。

この時期は、まとまってはいるが逆に長所がない投球に見えた。チェンジアップで緩急をつけるなどしているが、簡単に打ち返されてしまう。

2年目の2011年も、二軍で38試合に投げて防御率8.08と成績を残せず、一軍での登板なし。翌2012年も一軍登板は1試合に終わった。

転機が訪れたのが翌2013年、中継ぎで結果を残すと、終盤は先発ローテーション入り。CSでは完封勝利を挙げた。

だが、翌2014年は先発として16試合、リリーフで6試合に登板するも、2勝6敗、防御率4.06といまひとつ。ストレートが最速148kmを記録するも、平均では140km台前半くらいと球の威力が足りなかったようにも見える。

2015年は主にリリーフで42試合に登板。この年は予告先発の前日にリリーフ登板し、ファンを驚かせる場面もあった。

その後、2016年は4試合に終わり、2017年も春先好調だったが後半不調という成績。すると、2018年開幕前に榎田大樹とのトレードで阪神へと移籍した。

阪神時代

同年はリリーフで34試合に登板し、防御率3.83とそこそこの成績を残したが、翌2019年、3試合の登板に終わると、オフに戦力外通告を受けた。

晩年はチェンジアップを投げなくなるなど、ピッチングに変化をつけており、制球も安定していたが、どうにも球威が足りなかったか。最後の2019年は5回1/3を投げて被本塁打2と一発病が深刻だった。

引退後は阪神のスカウトへ転身。次世代を担う選手を発掘したい。

 

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【2009年 西武ドラフト指名選手】
1位:菊池雄星 2位:美沢将 3位:岩尾利弘 4位:石川貢 5位:松下建太 6位:岡本洋介