プロ野球歴代選手名鑑

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川満寛弥(ロッテ)

川満 寛弥

かわみつ・ひろや
生年月日:1991年3月4日
投打  :左投げ左打ち
身長/体重:186cm/80kg
ポジション:投手
出身  :沖縄県
ドラフト:2012年2位
経歴  :宮古総合実高-九州共立大-千葉ロッテマリーンズ(2013〜2016)
持ち球 : ストレート、カーブ、スライダー、フォーク

※一軍出場なし

二軍成績

選手概要

沖縄出身左腕。

高校時代は目立った活躍がなく、卒業後に九州共立大学へ進学。ここで才能が開花し、日米大学野球選抜で選ばれるなどし、ドラフト候補として騒がれるようになった。

2012年にドラフト2位指名を受け、ロッテへ入団。当時の評判は完成された投手ではなく、素材型の投手というもの。九州共立大の監督からも「1年目はじっくり育ててくれ」と言われていた。

その言葉のとおり、1年目の2013年は二軍で5試合の登板に留まり、2年目の2014年も二軍で6試合の登板に留まった。

しなやかな投球フォームが特徴で、球速はないものの大きなカーブを生かした緩急の差で勝負するタイプ。"杉内二世"と呼ばれたこともあった。

そろそろ登板機会も増えてくるかと思われた3年目の2015年だったが、ここでも二軍で9試合の登板のみ。防御率も10.98と悪く、イニング以上の四球を出していたことが、登板機会の少なさに繋がったか。

4年目の2016年になってようやく登板機会が増え、二軍で21試合、100回1/3を投げたが防御率5.02とやはりいまひとつの成績に。また、与四死球70、8暴投とやはり制球の悪さが目立った。

この年のオフに戦力外通告を受けて退団。フォームのしなやかさやカーブのキレの良さからいい左腕に育つと思われただけに、コントロールの悪さがもったいなかった。

 

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