プロ野球歴代選手名鑑

歴代のプロ野球選手を紹介するブログです

古村徹(横浜)

古村 徹

こむら・とおる
生年月日:1993年10月20日
投打  :左投げ左打ち
身長/体重:180cm/80kg
ポジション:投手
出身  :神奈川県
ドラフト:2011年8位
経歴  :茅ヶ崎西浜高校-横浜DeNAベイスターズ(2012~2014)-愛媛マンダリンパイレーツ-富山GRNサンダーバーズ-横浜DeNAベイスターズ(2019~2020)
球種  :ストレート、スライダー、カーブ、チェンジアップ、富山時代からカットボールも投げるように

※一軍登板なし

選手概要

苦労人左腕。

高校時代は3年夏の県大会で逆転サヨナラ満塁ホームランを放ち話題に。本業の投手としても、細身ながらMAX140kmのストレートに伸びがあるという評価を受けていた。

2011年にドラフト8位指名を受け、DeNAへ入団。

1度目のDeNA時代

1年目の2012年は一軍、二軍、共に登板なし。育成選手などを育てるイースタン合同チーム・フューチャーズの試合での登板に留まった。

すると、オフに育成選手へ降格。さすがに育成へ落ちるには早すぎると思われたが、どうも本人が肩の痛みを抱えていたようだ。

2年目の2013年も二軍で1試合の登板のみ。この試合で1回を投げて奪三振2と結果を残したが、それでも登板機会が増えない理由はやはり肩にあったものと思われる。

3年目の2014年も一軍、二軍共に登板がなく、オフに戦力外通告を受け、打撃投手へ転身した。

独立リーグ時代

しかし、打撃投手として働いている途中に肩の痛みが消えたことなどが理由でチームを退団。2016年に四国アイランドリーグの愛媛マンダリンパイレーツへ入団した。

同年、26試合を投げて防御率0.80の結果を残したが、翌2017年は14試合を投げて防御率7.43という結果でオフに退団。ルートインBCリーグの富山GRNサンダーバーズへ移籍した。

ここで150kmのストレートを投げられるようになるなど実力を上げると、2018年オフにテストを受けてDeNAへ復帰。NPBへ戻ってきた。

2度目のDeNA時代

しかし、復帰1年目の2019年は5月に左ひじのクリーニング手術を受けた影響もあり、二軍で3試合の登板のみ。4回を投げて与四球8、防御率6.75と実力を発揮できなかった。

翌2020年も二軍で4試合、4回を投げて被安打5、与四球5、防御率2.25という成績で、オフに2度目の戦力外通告を受けた。

退団後はDeNAの球団職員へ転身。打撃投手時代から働きぶりが評価されていただけに、ここでの活躍にも期待がかかる。

 

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