松谷 栄司
まつたに・えいじ
(後述のとおり、名字は「まつや」の可能性あり)
生年月日:1944年5月7日
投打 :左投げ左打ち
身長/体重:179cm/78kg
ポジション:投手
出身 :北海道
ドラフト:なし
経歴 :北海高校-東映フライヤーズ(1963~1967)
持ち球 :ストレート、シュート、スライダー、ドロップ
選手概要
左腕。
アマチュア時代
北海高校時代は、3年夏の地区大会で完全試合を達成。さらに甲子園本戦へ出場し、準々決勝まで進んだが、左脚を骨折して敗退。
1962年に西鉄、阪急、東映で争奪戦が起こったが、松谷の希望通りに東映へ入団。「ストレートとドロップが武器」という前評判だった。
また、元々は3球団以外にも獲得競争に参加する球団があったが、骨折により注目度が下がった。
プロ1年目~3年目
1年目の1963年は一軍登板なし。
2年目の1964年は二軍で登板数不明、3勝3敗を記録。
3年目の1965年に一軍デビュー。2試合に登板し、1勝0敗、防御率1.38と好成績を残した。同年は10月24日に行われた西鉄戦で9回2失点、完投勝利を挙げた。
プロ4年目~退団まで
4年目の1966年は1試合に登板。0勝0敗、防御率4.50を記録した。二軍では登板数不明、5勝3敗を記録。
5年目の1967年は一軍登板なし。二軍成績は不明。
同年限りで現役を引退。
貴重な左腕だったが、登板機会が少なかった。1966年の春キャンプでは水原円裕監督から期待の声が挙がっていたが。
選手分析
球種:シュート、スライダー、ドロップを投げた。
投球術:1966年のオープン戦では、外角へシュート、内角にストレートとスライダーを投げ分けた。横の揺さぶりで攻めるタイプの投手だったと思われる。
エピソード
・NPB公式サイトでは「まつたに」だが、当時の選手名鑑には「まつや」と書かれている。ここではNPB公式サイトに基づき「まつたに」とする。