プロ野球歴代選手名鑑

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加治前竜一(巨人)

加治前 竜一

かじまえ・りゅういち
生年月日:1985年4月6日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:175cm/80kg
ポジション:外野手
出身  :奈良県
ドラフト:2007年大社4位
経歴  :智弁和歌山学園-東海大学-読売ジャイアンツ(2008~2014)

選手概要

東海大学時代にリーグ通算12本塁打と長打力を見せつけた外野手。

プロ1年目~2年目

2008年に大社ドラフト4位で巨人に入団すると、1年目の2008年から二軍で打率.313、7本、22打点の成績をあげた。

この年と言えばなんといっても一軍での初打席サヨナラホームランの快挙だろう。6月6日のロッテ戦で延長10回裏に達成し、一躍野球界に名を馳せた。

だが、肝心のシーズンを通しての成績は打率.229、2本といまひとつ。翌年以後に期待となったが、2年目の2009年は14試合で打率.000と足踏み。

プロ3年目~5年目

3年目の2010年も二軍で3割台の打率だったが、一軍ではノーヒットに終わった。

4年目の2011年は二軍で打率.276と打率が低下。一軍でも9打数2安打だった。

しかし、5年目の2012年にようやく活躍の兆しが見え、47試合に出場。打率こそ.242だが、おいしい場面でよく打ち、お立ち台にあがること4回。右の代打として、いい仕事をした。

プロ6年目~退団まで

ところが、6年目の2013年は3試合に出場し、ヒット0本と活躍できず。

2014年は一軍出場もゼロで、二軍でも打率.247 3本に終わり、オフに戦力外となった。

2012年の活躍が続けば代打として出番があったように思う。谷佳知が退団した後の2014年がチャンスだったが、真ん中から低めのコースを苦手とした点が活躍できなかった原因か。

巨人退団後

その後は社会人の三菱重工長崎へ入団。2020年まで現役を続けた。

 

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