セサル・バルガス
バルガス Cesar Vargas
生年月日：1991年12月30日
投打 ：右投げ右打ち
身長/体重：188cm/107kg
ポジション：投手
出身 ：メキシコ
ドラフト：なし
経歴 ：パドレス-サルタンズ（メキシコ）-茨城アストロプラネッツ-サルタンズ-茨城アストロプラネッツ-オリックス・バファローズ（2021～2022）
球種 ：ストレート、縦のスライダー、カットボール、ツーシーム、たまにチェンジアップとカーブも
選手概要
"シャーク"とあだ名された外国人右腕。
2016年にパドレスで7試合に登板するも、肘を痛めたこともありオフに退団。その後、マイナーリーグやメキシコリーグで投げたあと、2021年に茨城アストロプラネッツへ入団した。
しかし、同年の東京五輪にメキシコ代表として参加するために退団。メキシコ時代に在籍したサルタンズへ入団し、五輪では日本代表を相手に1回を投げ、無失点に抑える好投を見せた。
だが、五輪が終わると8月4日に茨城へ復帰。しかし直後の8月21日にオリックスへ入団と目まぐるしくチームが変わった。
初登板は翌日の22日で、リリーフとして2回1失点のピッチングで初勝利を挙げた。が、初先発の試合で6失点を喫したこともあり、シーズン通算では5試合、9回を投げて防御率11.00といまひとつの結果に終わった。
同年のCSで159kmを計測したほど速いストレートと、縦に曲がるスライダーが武器の投手。他にもツーシームやカットボールで打たせて取ることもできた。
しかし、いかんせんコントロールがいまひとつで、高めに浮いた球をスタンドに持っていかれる場面も。9回を投げて被本塁打4はあまりにも多すぎた。
それでも残留となって迎えた2022年だったが、8試合を投げて防御率6.59と成績は上がらず。13回2/3を投げて与四球8とやはりコントロールに苦しみ、オフに自由契約となった。
チームでも屈指の速さを持つストレートと、空振りを奪うことができる縦のスライダーを持っており、首脳陣からもたびたび期待の声が聞かれていたが、日本で花を咲かせることは叶わなかった。
余談だが冒頭のあだ名は自身が鮫好きであることが由来。
