プロ野球歴代選手名鑑

歴代のプロ野球選手を紹介するブログです

田中雅興(オリックス)

田中 雅興

たなか・まさおき
生年月日:1977年5月5日
投打  :右投げ左打ち
身長/体重:174cm/65kg
ポジション:外野手
出身  :熊本県
ドラフト:1995年5位
経歴  :熊本工業高校-オリックスブルーウェーブ(1996~2001)

選手概要

50メートル5秒7の俊足外野手。

高校では入学1週間で右翼手のポジションを獲得し、2年生と3年生の春にはセンバツ大会へ出場。1995年にオリックスのテストを受けて合格し、見事ドラフトで5位指名を受け、入団した。ちなみにこの時、契約金3000万円を辞退し、0円で契約を結んでいる。

当時の前評判は俊足で守備範囲が広いというもので、1年目の1996年は二軍で77試合に出場。打率.266、0本、11打点、8盗塁を記録した。同年はジュニアオールスターにも選ばれており、なかなかの期待株であったことが窺える。

しかし、2年目の1997年は二軍で89試合に出場し、打率.228、1本、13打点、11盗塁と成績低下。

それでも3年目の1998年は一軍で8試合に出場。打率こそ.000だったが、プロとしての第一歩を踏み出した。さらに同年は、二軍で84試合、打率.295、2本、27打点、15盗塁と好成績を残している。

翌1999年は一軍で8試合、打率.154、0本、0打点を記録。二軍では92試合、打率.267、0本、24打点、10盗塁という成績だった。

翌2000年は一軍出場なし。二軍では90試合、打率.287、3本、23打点とある程度の結果を残したが、チャンスがなかった。

翌2001年は23試合に出場と出番が増えたが、打率.200、0本、0打点と結果を残せず。さらに0盗塁、2盗塁死と自慢の脚の速さも見せつけることが出来なかった。また、二軍でも57試合、打率.244、1本、9打点、11盗塁といまひとつの成績に。

これで見限られてしまったか、オフに戦力外通告を受け、現役を引退した。

引退後はオリックスが主催する子ども向けの野球教室を担当。その後、2008年に球団の営業担当へ異動になった。

 

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