リッチ・ウィッグス
ウィッグス Richard Wieligman
生年月日:1962年10月21日
投打 :左投げ左打ち
身長/体重:183cm/88kg
ポジション:外野手/内野手
出身 :アメリカ
ドラフト:なし
経歴 :アメリカマイナー-阪神タイガース(1990)
選手概要
外国人内外野手。
メジャーリーグでのプレー経験はなし。1989年に3Aトレドで、120試合、打率.287、5本、57打点を記録し、翌1990年に阪神へ入団。
当時、阪神の外国人枠はキーオとパリッシュで埋まっており、2人に何かあったときの保険としての獲得だった。また28歳と若く、将来性があるのも採用理由だと当時の資料には書かれている。
この時の前評判は、一塁と外野を守れる俊足巧打の打者というものだった。
阪神時代
シーズン開幕後、5月に一軍へ昇格。しかし、打率1割台と打てず、すぐに二軍へ。
その後、8月27日にパリッシュが突然退団するという事態が起こり、再び一軍へ上がったが、やはり打撃成績は上向かず、阪神の救世主とはならなかった。
最終的な成績は26試合、打率.191、1本、4打点というもので、同年限りで退団。
しかし、二軍で55試合、打率.322、11本、31打点(ウエスタンリーグ打率2位)と好成績を残していたこと、将来性を買っての獲得だったことを考えると、もう1年見てもよかったかもしれない。
ちなみに、本名は「リチャード・ウェリグマン」だが、日本での登録名は「リッチ・ウィッグス」だった。