プロ野球歴代選手名鑑

歴代のプロ野球選手を紹介するブログです

山田真実(近鉄)

山田 真実

やまだ・まさみ
生年月日:1967年9月8日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:185cm/87kg
ポジション:投手
出身  :長崎県(プロ入団当初の選手名鑑には大阪と書いてあったが、のちに長崎へ変更)
ドラフト:1985年2位
経歴  :高野山高校-近鉄バファローズ(1986~1995)
球種  :不明

選手概要

高校時代は3年夏に県大会準決勝まで進出。

1985年のドラフトで近鉄から2位指名を受けて入団した。当時の評判は、最速140kmほどのストレートを投げるというもの。

2位指名というだけあり期待は大きかったが、1年目の1986年は二軍で3試合に登板し、0勝1敗、防御率12.00といまひとつの結果に。

しかし2年目の1987年は持ち直し、二軍で13試合、4勝4敗、防御率3.81と成長を見せた。

3年目の1988年は二軍で18試合、5勝4敗、防御率3.82と、前年とほぼ同じような結果だったが、4年目の1989年に一軍初登板。リリーフで10試合登板し、防御率3.38とある程度の結果を残した。ちなみに同年の二軍成績は13試合、3勝3敗1セーブ、防御率3.96。

このまま登板機会を増やしたかったが、翌1990年は3試合の登板のみ。二軍では規定投球回に到達したものの、17試合、5勝5敗、防御率5.06とあまりいい成績ではなかった。

翌1991年は二軍で13試合を投げ、6勝3敗1セーブ、防御率1.66という成績を残し、最優秀防御率賞に輝いたが、一軍では1試合のみの登板に終わった。

翌1992年も2試合に投げたのみで、二軍では21試合、4勝3敗3セーブ、防御率3.61という成績。

翌1993年も二軍では29試合、4勝6敗5セーブ、防御率3.88の成績を残し、規定投球回に達したが、一軍では1試合の登板のみ。

翌1994年は一軍登板がなく、二軍で25試合、1勝2敗5セーブ、防御率2.84を記録。

節目の10年目を迎えた翌1995年だったが、ここでも一軍登板なし。二軍でも23試合、3勝1敗3セーブ、防御率5.10という成績で、オフに戦力外となった。

現役引退後は近鉄の打撃投手となり、2019年まで勤め上げた。

余談だが若手時代は眼鏡をかけており、趣味・特技が掃除と読経という、真面目なイメージがある投手だった。

 

投手「や」へ

1995年退団選手一覧へ