マックス・ベナブル
マックス Max Venable
生年月日:1957年6月6日
投打 :右投げ左打ち
身長/体重:179cm/83kg
ポジション:外野手
出身 :アメリカ
ドラフト:なし
経歴 :ジャイアンツ-エクスポズ-レッズ-エンゼルス-千葉ロッテマリーンズ(1992~1993)
選手概要
35歳で来日した外国人野手。
アメリカではジャイアンツやエンゼルスなどでプレー。メジャー通算727試合、打率.241、18本という実績を引っ提げ、1992年にロッテへ入団。
当時の前評判は俊足、強肩というものだった。
ロッテ1年目
1年目の1992年はオープン戦から高打率を記録。期待が高まったが、開幕してみると111試合で打率.268、13本、50打点といまひとつの結果に。
13本塁打はチーム最多で、OPS.786、13盗塁とある程度の成績は残したが、もう少し長打や打率が欲しいところだった。もっともメジャーでの成績や35歳という年齢を考えると、これ以上を望むのは酷かもしれないが。
ロッテ2年目
年俸現状維持で残留した翌1993年だったが、103試合、打率.272、7本、54打点、3盗塁という成績で、同年限りで退団。
積極的な走塁やハッスルプレーを見せたり、不真面目なチームメイトのホールに怒ったり、練習態度が真面目だったりと、野球へのやる気が感じられる選手だった。
一方で1993年には近鉄戦で高村祐から死球を受けて激怒し、捕手の山下和彦を突き飛ばして乱闘騒ぎになったこともあった。
また、パドレスなどでプレーしたウィル・ベナブルは息子。彼もまた足が速い左打ちの外野手だった。