プロ野球歴代選手名鑑

歴代のプロ野球選手を紹介するブログです

アンロー(中日)

ティム・アンロー

アンロー Tim Unroe
生年月日:1970年10月7日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:185cm/100kg
ポジション:内野手
出身  :アメリカ
ドラフト:なし
経歴  :ブルワーズ-エンゼルス-ブレーブス-中日ドラゴンズ(2001)

選手概要

外国人内野手。

1992年にブルワーズへ入団。その後、エンゼルス、ブレーブスへ在籍し、メジャー通算79試合に出場。打率.221、3本、11打点を記録した。

2000年に3Aで121試合に出場し、打率.278、24本、87打点を記録すると、オフに中日のテストを受けて合格し、入団。前年に退団したゴメスの穴を埋める働きを期待された。

当時の前評判は、シュアな打撃をする打者で、三塁守備も上手いというもの。また、外野も守ることができるという話もあった。

中日時代

しかし、1年目の2001年はオープン戦から打撃不振で、かつ外国人枠の関係もあり、開幕二軍スタート。さらに5月にゴメスが復帰したことで、ますますチャンスがなくなった。

7月にようやく一軍へ昇格するも、4試合で打率.143、0本、0打点と結果を残すことができず。結局、シーズン途中で退団となった。

一応、二軍では39試合、打率.288、6本、19打点と最低限は打っていたが、ゴメスや山崎武司とポジションが被っていたことも災いしたか。

NPB退団後

翌2002年はマイナーリーグで94試合に出場したが、打率.242、10本、40打点と平凡な成績で、同年限りで現役を引退。

ゴメスの復帰によりチャンスが与えられなかったことは不運。しかし、おそらくアンローがオープン戦から期待通りの結果を残せていれば、ゴメスの獲得もなかったと思われるので、やはり致し方ないのかもしれない。

 

野手「あ」へ

2001年退団選手一覧へ