プロ野球歴代選手名鑑

引退/退団したプロ野球選手のプロフィールや一軍・二軍成績を紹介するブログです

渡辺孝男(西武/日本ハム)

渡辺 孝男(渡邉 孝男)

わたなべ・たかお
生年月日:1974年2月28日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:181cm/88kg
ポジション:捕手
出身  :北海道
ドラフト:1991年7位
経歴  :札幌篠路高校-西武ライオンズ(1992~2000)-サンワード貿易-日本ハムファイターズ(2003~2004)

選手概要

珍しい経歴を持つ捕手。

札幌篠路高校時代は、捕手兼投手として活躍。3年夏に札幌東豊高校戦でノーヒットノーランを達成。

1991年にドラフト7位で西武へ入団。「俊足強肩の捕手」「遠投120m」という前評判だった。

西武1年目~3年目

1年目の1992年は二軍で12試合に出場。打率.188、0本、1打点を記録した。

2年目の1993年に一軍デビュー。1試合に出場したが、打席には立たなかった。二軍では67試合に出場。打率.177、3本、14打点を記録した。

3年目の1994年は2試合に出場。同年も打席には立たなかった。二軍では63試合に出場。打率.220、4本、19打点を記録した。

西武4年目~6年目

4年目の1995年は二軍で81試合に出場。打率.227、1本、21打点を記録した。同年、ジュニアオールスターへ出場。

5年目の1996年は1試合に出場。この年も打席には立たなかった。二軍では78試合に出場。打率.214、3本、23打点を記録した。

6年目の1997年は二軍で51試合に出場。打率.333、3本、16打点と成績を上げた。

西武7年目~9年目

7年目の1998年は二軍で63試合に出場。打率.297、4本、22打点を記録した。

8年目の1999年は二軍で42試合に出場。打率.230、5本、11打点を記録した。同年は74打数17安打を記録し、そのうち二塁打が4本、三塁打が1本、本塁打が5本と、長打力を見せた。

9年目の2000年は二軍で51試合に出場。打率.221、1本、12打点を記録した。

同年に戦力外通告を受け、西武を退団。

伊東勤、植田幸弘、中嶋聡と優秀な捕手が揃っていたこともあり、一軍での出場機会に恵まれなかった。

サンワード貿易時代

翌2001年に社会人のサンワード貿易へ入社。

翌2002年には4番・捕手を担い、都市対抗ベスト8進出を果たした。

同年オフに日本ハムへ入団し、プロ野球へ復帰。この年からプロ野球経験がある社会人野球選手のプロ再入団が認められたのだが、その第1号となった。

日本ハム時代

翌2003年は開幕一軍入りを果たしたが、一軍出場はなし。二軍では85試合に出場。打率.290、13本、55打点を記録した。

翌2004年は二軍で76試合に出場。打率.243、11本、40打点を記録した。

同年に戦力外通告を受け、日本ハムを退団。

沖縄電力時代

翌2005年~2007年は沖縄電力でプレーした。

引退後

2011年3月に柔道整復師の資格を取得し、同年10月から札幌市で整骨院の院長として勤務している。

選手分析

:1993年に「肩力は西武捕手陣No.1」と評された。

エピソード

・西武時代の登録名は「渡辺孝男」日本ハム時代の登録名は「渡邉孝男」だった。

 

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