プロ野球歴代選手名鑑

歴代のプロ野球選手を紹介するブログです

永田能隆(オリックス/中日)

永田 能隆

ながた・よしたか
生年月日:1973年1月18日
投打  :左投げ左打ち
身長/体重:182cm/80kg
ポジション:投手
出身  :愛知県
ドラフト:1997年6位
経歴  :武豊高校-名城大学-北陸銀行-オリックス・ブルーウェーブ(1998~1999)-中日ドラゴンズ(2001)
持ち球 :ストレート、ナックル

選手概要

左腕。

武豊高校、名城大学を経て、社会人の北陸銀行へ入社。

1997年にドラフト6位でオリックスへ入団。「140km台のストレートとナックルが武器」という前評判だった。

オリックス時代

1年目の1998年は二軍で9試合に登板。1勝0敗、防御率0.79を記録した。

好成績を残したが、11回1/3を投げて4ボークとセットポジションでの投球に課題を残した。

2年目の1999年は二軍で17試合に登板。1勝1敗、防御率2.29を記録した。

1年目、2年目共に登板数が少なかったが、怪我の影響があった。

同年に戦力外となり、オリックスを退団。

この時の戦力外通告が遅く、その時点で既に他球団は入団テストを終了していた。そのため永田は「どうせクビならもう1か月早く言ってほしかった」と当時の取材で語っている。

中日時代

その後、中日へ打撃投手として入団。しかし、打撃投手1年目の2000年オフに行われたハイサイリーグで好投を見せ、まさかの現役復帰。これは貴重な左腕であることも大きかったと思われる。

翌2001年は二軍で8試合に登板。0勝1敗、防御率8.53を記録した。

同年戦力外通告を受けて、打撃投手へ戻った。

引退後

翌2002年から2024年現在まで中日で打撃投手を続けている。

余談だが、様々な投手の形態模写が得意で、打撃投手時代は石井一久や星野伸之などを真似しながら投げていた。また、中日で現役復帰していた時期は投法をオーバースローから、斎藤雅樹を左投げにしたようなサイドスローへ変えている。

 

投手「な」へ

2001年退団選手一覧へ