渡辺 麿史
わたなべ・たかふみ
生年月日：1956年2月5日
投打 ：右投げ右打ち
身長/体重：177cm/68kg
ポジション：投手
出身 ：大分県
ドラフト：1976年4位
経歴 ：日田林工高校-日本鉱業佐賀関-近鉄バファローズ（1978～1982）
球種 ：ストレート、シュート
※一軍出場なし
選手概要
右腕。
日田林工高校時代はエースとして活躍し、3年夏に甲子園へ出場。3回戦まで進んだが、広島商業高校に敗れた。
卒業後は日本鉱業佐賀関へ入社。ここでは藤沢公也がエースとして君臨していたため、あまり目立つ存在ではなかった。
1976年に近鉄からドラフト4位で指名され、翌1977年オフに入団。1年入団が遅れた理由は不明。
当時の前評判は「シュートが武器の速球派」「マウンド度胸がある」というものだった。また、4位指名ながら背番号「11」を与えられており、球団からも高く評価する声が聞かれた。
1年目～引退まで
1年目の1978年は二軍で1試合に登板し、0勝0敗、防御率54.00を記録。即戦力として期待されていたが怪我でもあったのか、ほとんど投げられなかった。
2年目の1979年は二軍で2試合に登板。0勝0敗、防御率6.75を記録した。
3年目の1980年は二軍で12試合に登板。1勝1敗2セーブ、防御率5.87を記録した。
4年目の1981年は二軍で4試合に登板。0勝0敗、防御率4.50を記録した。同年は打撃投手としてチームメイトを相手に投げることもあった。
5年目の1982年は二軍で4試合に登板。0勝0敗、防御率9.00を記録した。
同年限りで現役を引退。
引退後
1990年に中日のスカウトへ就任。樋口龍美、中田賢一、若松駿太などを担当した。
2014年2月1日に急性白血病のため、57歳で死去。
余談だが、はり絵を趣味としていた。
【1976年 近鉄ドラフト指名選手】
1位：久保康生
2位：石原修治
3位：應武篤良（入団拒否）
4位：渡辺麿史
5位：山本和範
6位：市川和正（入団拒否）
新外国人：バディ
