石川 貢
いしかわ・みつぐ
生年月日:1991年6月16日
投打 :右投げ左打ち
身長/体重:180/85kg
ポジション:外野手
出身 :愛知県
ドラフト:2009年4位
経歴 :東邦高校-埼玉西武ライオンズ(2010~2015)
選手概要
強肩と50m5秒台の俊足を誇った外野手。
東邦高校から2009年にドラフト4位指名を受けて西武へ入団。前述の身体能力の高さから、1番打者として育つことが期待された。
プロ1年目~3年目
1年目の2010年は二軍で94試合に出場し、打率.204、3本、21打点、4盗塁と、出場機会を得て、パワーと脚の速さを少し見せた。
さらに2年目に83試合、打率.260、3本、15打点、10盗塁と成績を上げると、3年目の2012年に一軍初出場。7試合で打率.222、0本と打撃はいまひとつだったが、2盗塁と持ち味を発揮した。
しかし、同年は9月16日の初スタメン試合で右手に死球を受け、チームを離脱。二軍でも94試合、打率.274、4本、24打点、27盗塁と活躍し、順調に来ていただけに、これはもったいなかった。
プロ4年目~引退まで
4年目の2013年は開幕一軍入りを果たしたが、16試合で打率.130と打撃不振。二軍で83試合、打率.204、3本、20打点、18盗塁と一歩後退のシーズンだった。
それでも、翌2014年に二軍で打撃覚醒。93試合で打率.324、6本、31打点、28盗塁を記録し、イースタン盗塁王にも輝いた。
しかし、一軍では3試合のみの出場に留まるという悔しいシーズンに。打率こそ.000だが、チャンスが与えられてもよかったように思う。このシーズンは、栗山巧、秋山翔吾、森本稀哲、大崎雄太朗と外野のライバルが多かったことも不運だった。
そして、翌2015年は一軍出場がなく、二軍で96試合、打率.257、2本、31打点、16盗塁という成績で、オフに戦力外通告を受けて引退。
二軍で結果を残していただけに、もったいなかった選手。外野が手薄のチームにトレードされてもよかったのではないかと思う。きっかけさえあれば、俊足と強肩、巧打を活かし、レギュラーを掴むことも出来る選手だったが。
【2009年 西武ドラフト指名選手】
1位:菊池雄星 2位:美沢将 3位:岩尾利弘 4位:石川貢 5位:松下建太 6位:岡本洋介