小川 宗直
おがわ・むねなお
生年月日：1962年5月23日
投打 ：左投げ左打ち
身長/体重：179cm/85kg
ポジション：投手
出身 ：愛知県
ドラフト：1986年3位
経歴 ：享栄高校-名古屋商科大学-大仙-西武ライオンズ（1987～1989）-中日ドラゴンズ（1990）-近鉄バファローズ（1991）
球種 ：ストレート、カーブ、スライダー
選手概要
享栄高校時代は甲子園出場ならず。しかし、工藤公康と投げ合い、勝ったこともあった。
名古屋商科大学ではリーグ戦優勝を果たすなど活躍。社会人を経由したあと、1986年のドラフトで西武から3位指名を受けて入団した。
投げ方が似ていることから「江夏二世」と呼ばれ「即戦力」という言葉も聞かれていたが、1年目の1987年は6試合に投げて防御率4.91といまひとつの結果に。二軍でも3試合で0勝2敗、防御率9.00という成績に終わった。
2年目となる1988年も一軍で8試合の登板のみ。二軍でも17試合、2勝3敗1セーブ、防御率4.25と目立った成績を残せなかった。
3年目となる1989年は一軍で7試合を投げて防御率2.84、二軍でも17試合を投げて1勝0敗、防御率1.42と好成績を残したが、オフに広橋公寿と共に中日へトレード。この時のトレード相手は宮下昌己＋大宮龍男だった。
しかし、翌1990年は1試合の登板に終わり、今度は近鉄へトレード移籍。交換相手は岡田耕司だった。
同年は二軍で16試合を投げて防御率1.13と好投を見せていたが、唯一の一軍登板の試合で好投を見せられなかったことが響いたか。
見返したい翌1991年だったが、一軍登板なし。二軍でも9試合を投げて防御率11.25という成績で、オフに退団となった。
近鉄退団後は台湾の味全ドラゴンズへ入団したが、1992年途中に退団している。
その後は名古屋ウエルネスの投手コーチや、社会人野球チーム・NAGOYA23の監督を務めるなどした。
カーブとスライダーを投げた。
余談だが、社会人時代に大仙でプレーしていたため、あだ名がそのまま「大仙」だった。
