プロ野球歴代選手名鑑

歴代のプロ野球選手を紹介するブログです

佐々木重樹(ヤクルト/ダイエー)

佐々木 重樹

ささき・しげき
生年月日:1968年10月23日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:185cm/93kg
ポジション:投手
出身  :宮城県
ドラフト:1986年5位
経歴  :泉館山高校-ヤクルトスワローズ(1987~1992)-福岡ダイエーホークス(1993~1997)
球種  :ストレート、スライダー

※一軍出場なし

選手概要

現役11年間で、一度も一軍登板がなかった投手。

高校時代は3年夏に、県大会1回戦で5回参考記録ながらノーヒットノーランを達成。

ヤクルト時代

1986年にドラフト5位でヤクルトへ入団。140kmのストレートを投げるという前評判だった。

1年目の1987年は一軍・二軍共に登板なし。二軍で体力づくりに専念した。

2年目の1988年は二軍で17試合に登板。4勝1敗、防御率4.29を記録した。

3年目の1989年は二軍で19試合に投げたが、2勝4敗、防御率7.01と不調。さらにイースタンリーグ最多となる13被本塁打を浴びた。

4年目の1990年はアメリカへ野球留学。そのため、二軍で3試合のみの登板だった(成績は1勝1敗、防御率2.70)。

5年目の1991年はジュニアオールスターに選ばれるも、頭蓋骨骨折により辞退する不運に見舞われた。また、同年は二軍で16試合を投げ、3勝1敗、防御率2.23という成績だった。

翌1992年は二軍で25試合に登板し、4勝6敗、防御率2.69と好成績を残したが、同年にヤクルトを退団。ダイエーの入団テストを受けて合格し、移籍した。

ダイエー時代

新天地で迎えた翌1993年は、シーズン途中にサイドスローへ投げ方を変更。しかし、二軍でも2試合の登板に留まった(成績は0勝0敗、防御率2.00)。

翌1994年は二軍で41試合に登板し、2勝4敗6セーブ、防御率2.81を記録。

翌1995年は二軍で31試合に登板。4勝3敗2セーブ、防御率4.63を記録した。

翌1996年は二軍で28試合に登板し、4勝1敗、防御率2.34を記録。

翌1997年は二軍で22試合に登板し、1勝0敗1セーブ、防御率5.30という成績で、同年限りで退団となった。

好成績を残しているシーズンはあるものの、一軍での登板機会がなかったことは不運。それでも11年間現役を続けられた辺り、能力は評価されていたのだろう。

前述のストレートの他に、変化球ではスライダーを投げた。

 

投手「さ」へ

1997年退団選手一覧へ