プロ野球歴代選手名鑑

引退/退団したプロ野球選手のプロフィールや一軍・二軍成績を紹介するブログです

ウィリー(オリックス)

ウィリー・バンクス 

ウィリー Willie Banks
生年月日:1969年2月27日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:186cm/91kg
ポジション:投手
出身  :アメリカ
ドラフト:なし
経歴  :セントアンソニー高校-ツインズ-カブス-ドジャース-マーリンズ-ヤンキース-ダイヤモンドバックス-オリックスブルーウェーブ(1999~2000)
球種  :ストレート、チェンジアップ、カーブ

選手概要

外国人右腕。

MLB時代

来日する前はメジャー数球団でプレーしていたジャーニーマン。ツインズ時代の1993年には11勝12敗を記録したこともある。ちなみに1996年は肩の故障により、1度も投げられなかった。

1999年に、メジャー通算147試合、31勝38敗、防御率4.93という実績を引っ提げてオリックスへ入団。しかし、荒れ球の投手で、1A、2A、3Aの各リーグでシーズン最多暴投を記録したという不穏な前情報も聞かれていた。

話題となったのが、ウィリーはチーズバーガーが大好物だということ。抑えを期待されていたこともあり、オリックスは「セーブ1つにつきチーズバーガー1個」という変わった出来高契約を結んでいる。

オリックス時代

しかし、1年目の1999年は13試合、3勝3敗セーブ、防御率3.94と今一つの成績だった。防御率はそこそこだが、29回2/3を投げて与四球21、暴投3と、前情報通りの制球難では苦しい。二軍でも4勝1敗、防御率3.20と、悪くないが良くもない成績だった。

それでも自由契約とはならずに迎えた2年目の2000年だったが、一軍登板がないまま、6月22日に契約解除となり、ウェーバー公示にかけられた。

ちなみに同年の二軍成績は、13試合、0勝5敗、防御率6.40。57回2/3を投げて与四球55とやはりコントロールが乱れていた。

ストレートを武器とした投手で、変化球はチェンジアップとカーブを投げた。野球ゲーム「パワプロ2000」ではスライダーも投げているが、本当に投げていたかは未確認。

 

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