プロ野球歴代選手名鑑

歴代のプロ野球選手を紹介するブログです

バーン(近鉄/オリックス/ロッテ)

ケビン・バーン

バーン Kevin Beirne
生年月日:1974年1月1日
投打  :右投げ左打ち
身長/体重:193cm/95kg
ポジション:投手
出身  :アメリカ
ドラフト:なし
経歴  :ホワイトソックス-ブルージェイズ-ドジャース-大阪近鉄バファローズ(2003~2004)-オリックス・バファローズ(2005)-千葉ロッテマリーンズ(2006)
球種  :ストレート、縦に曲がるカーブ、カットボール、チェンジアップ、シュート

選手概要

父はNFLの選手で、自身も大学までアメフトをプレー。

メジャーでは通算3年間で3勝3敗、防御率6.09を記録。その後、ラソーダルートで2003年に近鉄へ入団した。

近鉄1年目

5月4日まで先発として起用されるも、防御率7点台といまひとつの投球で、抑えへ転向。しかし、ここでも5月26日に1回3失点で負け投手になるなど失敗を見せた。

結局6月に先発へ復帰すると、今度は好投を見せ始め、最終的には8勝7敗、防御率4.37、後半戦に限ると5勝1敗、被打率1割台と好成績を残した。

最速150kmのストレートと縦に鋭く曲がるカーブ、カットボールを武器とするタイプで、他にチェンジアップとシュートも投げる。

また、長身から投げ下ろすだけに、球に威力があるが、不調時は球が高めに浮き、滅多打ちを喰らってもいた。この辺り、好不調がはっきりしているタイプにも見える。また、同年は和田一浩に相性の良さを見せていた。

近鉄2年目

2年目の2004年は27試合を投げ、防御率3.89と前年よりも良かったが、6勝8敗と負け越し。どうにも打線の援護に恵まれなかった。

また、この年言われていたことが、二塁に走者を背負うと集中力が乱れる点。実際、二塁に走者がいるときといないときでは、被打率に差があり、よく打たれていた。

オフに近鉄がオリックスと合併した際、阪神がバーンの獲得を狙ったものの、結局オリックスへ入団。

オリックス時代

しかし、翌2005年は22試合、4勝13敗、防御率4.69と不振に。打線の援護に恵まれない部分もあったが、投球内容が特別良いわけでもなかった。

オフに自由契約になると、セラフィニと入れ替わりでロッテへ入団。

ロッテ時代

しかし、翌2006年は先発として投げるたびに不安定な投球を見せ、防御率7点台と散々。6月からリリーフへ回ると好投を見せるようになったが、僅差の場面での登板はあまりなく、この辺り信用を得られていなかったのかもしれない。

最終的に28試合、3勝5敗、防御率4.41という成績で、オフに自由契約となった。

余談だが、近鉄とロッテ時代の登録名が「バーン」オリックス時代の登録名が「ケビン」だった。

 

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