プロ野球歴代選手名鑑

引退/退団したプロ野球選手のプロフィールや一軍・二軍成績を紹介するブログです

仲澤広基(巨人/楽天)

仲澤 広基

なかざわ・ひろき
生年月日:1987年1月22日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:181cm/80kg
ポジション:内野手
出身  :山梨県
ドラフト:2008年6位
経歴  :東海大甲府高校-国際武道大学-読売ジャイアンツ(2009~2012)-東北楽天ゴールデンイーグルス(2013~2014)

選手概要

ユーティリティ内野手。

高校時代は2年と3年の夏に甲子園へ出場。3年生の時は「4番・三塁手」としてベスト4入りを果たし「原辰徳二世」と呼ばれた。

卒業後は国際武道大学へ進学。1年春からレギュラーを獲得し、4年間でリーグ歴代2位となる通算117安打を放った。

この活躍から強打の選手として注目され、2008年のドラフトで巨人から6位指名を受けて入団。

巨人時代

1年目の2009年は、同期に大田泰示がいた関係で、二軍で本職の三塁をあまり守れず。一塁手として21試合、二塁手として13試合、三塁手として1試合、遊撃手として2試合に出場した。

また、5月に右手人差し指を骨折し、離脱した期間もあったが、42試合で打率.319、1本、7打点を記録。二軍ではあるが、アピールポイントの打力を発揮した。

しかし、2年目の2010年は二軍で57試合、打率.247、1本、8打点と不調に。それでも昨年に引き続き内野全ポジションに就き、利便性をアピールした。

そろそろ一軍に上がりたい3年目の2011年だったが、この年も一軍出場なし。二軍では40試合に出場したが、打率.254、0本、5打点だった。

4年目の2012年も一軍出場なし。二軍でも46試合、打率.219、0本、6打点と、前年よりも成績を落とした。すると、この年のオフに楽天へとトレード移籍。金刃憲人と共に新天地へ移った(交換相手は横川史学+井野卓)。

楽天時代

移籍初年度の翌2013年は、4月にプロ初出場。途中出場がメインだったが、14試合に出場し、打率.250、0本、1打点を記録した。

しかし、翌2014年は一軍出場なし。二軍でも59試合、打率.211、1本、7打点という成績で、オフに戦力外となった。

引退後

引退後はジャイアンツアカデミーのコーチを経て、東海大甲府高校の野球部コーチに就任。

様々なポジションを守ることが出来たものの、年々打力が下がっていた印象。入団当初から三塁手として固定され、打撃に専念することができていれば、また打撃成績も違ったかもしれない。

しかし、母校のコーチ就任後の記事によると「複数のポジションを守ったことが指導に生きている」とのこと。守備位置が固定されなかったことが、意外にもプラスに働いているようだ。

 

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