プロ野球歴代選手名鑑

引退/退団したプロ野球選手のプロフィールや一軍・二軍成績を紹介するブログです

西村凌(オリックス)

西村 凌

にしむら・りょう
生年月日:1996年2月21日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:178cm/84kg
ポジション:捕手/外野手
出身  :滋賀県
ドラフト:2017年5位
経歴  :青森山田高校-富士重工業-オリックス・バファローズ(2018~2022)

選手概要

捕手から転向した外野手。

高校時代は捕手として通算23本塁打を放ったが、甲子園出場はならず。また、3年生の時にプロ志望届を出したが、プロ入りも叶わなかった。

そのため、高校卒業後は社会人の富士重工業へ入社。ここでは50M5.8秒の俊足を活かし、主に外野手として出場していた。

打撃と足の速さが認められ、2017年のドラフトで5位指名を受けてオリックスへ入団。念願のプロ入りを果たした。

プロ1年目~退団まで

プロでは捕手としてプレーするという話で実際に登録も捕手だったが、1年目は二軍で捕手として23試合、外野手として29試合に出場。

二軍で65試合、打率.308、4本、25打点を記録すると一軍へ昇格したが、打撃を活かすためか捕手としての出場はなく、外野手として起用されていた。

しかし、一軍での成績は31試合、打率.193、2本、8打点といまひとつ。当たれば飛ぶパワーを持っていたが、確実性が低すぎた。

2年目は捕手から外野手へ登録を変更し、本格的に外野手へ転向。一軍での出場は19試合しかなかったが、打率.265、2本、4打点と課題の打率を向上させた。

だが、3年目の2020年は29試合で打率.161、1本、3打点と再び成績が低下。二軍では36試合、打率.295、2本、13打点とよく打ったが、一軍で結果を残せなかった。

どうも狙い球を絞って打つタイプのようで、読みが当たると大きな当たりを飛ばし、外すと打ち損じる場面が目立っていた。

その後、2021年が13試合で打率.214、2022年が16試合で打率.133に終わると、オフに戦力外となった。

2022年も二軍では41試合、打率.303、2本、11打点、OPS.867と好成績を残し、一軍でも逆転タイムリーを放ってチームの勝利に貢献した試合もあったが、やはり一軍で安定した成績を残せなかったことが響いたか。社会人や二軍のレベルであれば、文句なしの好打者だったが。

 

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