マット・ランデル(マシュー・ランデル)
ランデル Matthew Randel
生年月日:1977年2月15日
投打 :右投げ右打ち
身長/体重:184cm/82kg
ポジション:投手
出身 :アメリカ
ドラフト:なし
経歴 :福岡ダイエーホークス(1999~2000)-フォートワース・キャッツ-読売ジャイアンツ(2003~2004)
球種 :ストレート、縦のスライダー、シュート、フォーク、カーブ、ナックル
選手概要
メジャーリーグを経験することなく入団した外国人右腕。
大学中退後、1999年途中にダイエーの入団テストを受けて合格。当時、22歳と若く、育成目的での獲得と見られていた。
ダイエー時代
しかし、1年目から二軍で15試合に投げて0勝0敗1セーブ、防御率1.31と活躍。20回2/3を投げて22奪三振、与四球5と、三振を奪い四球を与えない、理想的な投球を見せた。
さらに翌2000年も、二軍で26試合を投げ、4勝0敗4セーブ、防御率2.43と好成績で、1試合のみだが一軍登板も経験。いよいよ物になるかと思われた。
しかし、ホームシックとなり、この年限りで退団。アメリカへ帰国した。
その後、アメリカの独立リーグで投げていたが、巨人の入団テストに合格し、2003年に入団。ホームシックはもう大丈夫だと思ったのかなんなのか、まさかの日本復帰となった。
巨人時代
巨人1年目は3試合に登板するも、1勝1敗、防御率7.71といまひとつ。さらに5月に右肘違和感を訴えて二軍へ落ち、その後手術を受けた。
しかし、そこから復帰して残留を勝ち取ると、翌2004年は出番が増加。リリーフとして前半戦でよく投げたが、どうにも酷使気味の起用で、リリーフ登板から中2日で先発として投げた際に再び故障。二軍落ちとなり、同年限りで退団が決定した。
NPB退団後
翌2005年は韓国・斗山ベアーズへ入団。2009年まで在籍した。
ダイエー時代は最速147kmのストレート、縦のスライダー、シュート、フォーク、カーブ、ナックルを投げた。また、巨人時代はセットポジションでの投球やフィールディングの弱さを指摘されていた。