プロ野球歴代選手名鑑

歴代のプロ野球選手を紹介するブログです

神保貴宏(楽天)

神保 貴宏

じんぼ・たかひろ
生年月日:1986年12月9日
投打  :右投げ右打ち
身長/体重:174cm/76kg
ポジション:内野手/外野手
出身  :北海道
ドラフト:2011年育成1位
経歴  :北海道栄高校-平成国際大学-トータル阪神-トランシス-東北楽天ゴールデンイーグルス(2012~2014)

※一軍出場なし

選手概要

俊足外野手。

高校時代は遊撃手で、2年と3年の夏に南北海道大会準優勝。

その後、平成国際大学へ進学し、2009年にクラブチームのトータル阪神へ入団。同年にクラブ選手権で優勝を果たした。

2011年5月に地元・北海道へ戻り、同じくクラブチームのトランシスへ入団。オフのドラフト会議で楽天から育成1位指名を受けた。

この指名は星野仙一監督による「担当地区で1番、足の使える選手を推薦してくれ」という要望がきっかけだったという。

1年目の2012年は二軍で65試合に出場し、打率.138、0本、6打点、16盗塁という成績。29打数4安打と打撃では結果を残せなかったが、自慢の脚力を見せつけた。

また、同年は外野手として42試合守ったほかに、遊撃手としても4試合出場している。

2年目の2013年は、同じく俊足の外野手である島井寛仁がチームに入団。彼に負けじと奮起したか、75試合、打率.272、3本、18打点、11盗塁と成績を向上させた。

また、二塁手として44試合、遊撃手として16試合、外野手として14試合に出場と、内野メインで出場していた。この辺り、やはりよく似たタイプの島井の入団が影響していたのかもしれない。

さらに成績を上げて支配下となりたい翌2014年だったが、二軍で56試合、打率.247、0本、6打点、7盗塁と成績を落とし、オフに戦力外となった。

同年は一塁手として1試合、二塁手として22試合、三塁手として1試合、外野手として27試合に出場と、さらに起用の幅を広げたが、翌年度の契約は掴めず。打撃成績の低下だけでなく、既に28歳という年齢だったことも、戦力外の理由のひとつかもしれない。

退団後は軟式野球チームの六花亭へ入団。2019年までプレーしていたようだ。

 

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